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フィリピンの婚姻手続き

フィリピンの婚姻要件

  1. 婚姻意思が合致していること
  2. 男女とも18歳以上であること
  3. 重婚の禁止(配偶者のいないこと)
  4. 近親婚や同姓同本婚等の禁止
    (直系血族または3親等以内の傍系血族どうしは結婚できない)
  5. 疾病等(一定の精神病など)による婚姻の禁止
  6. 一定の殺人犯の婚姻禁止
  7. 精神的不能者との婚姻の禁止
  8. 父母等の同意、助言
  9. 女性の待婚期間なし但し日本の法律が適用
  10. 女性に離婚暦がある場合は婚姻の取消や無効確認の確定判決が身分登録所で登録されていること

フィリピンでフィリピン側→日本側の婚姻手続きをする場合

フィリピン人パートナーがフィリピンに居住、日本人の方が日本に居住している場合などが該当します。

1.必要書類を準備

日本で用意する書類

  • 戸籍謄本:3部3カ月以内のもの
  • 改製原戸籍または除籍謄本:1部離婚歴のある方、発行後6ヶ月以内のもの
  • パスポート及び運転免許証など写真付きの身分証明書
  • 印鑑

婚姻歴がある方は離婚事項(又は死亡事項)が記載されている前の戸籍(改製原戸籍・除籍謄本等)を用意。

2.フィリピンへ行き、在フィリピン日本国大使館で「婚姻要件具備証明書(独身証明書)」を申請
申請は婚姻される日本人当事者本人が出頭 して、大使館備え付けの申請書に必要事項を記入の上、日本で準備した書類とフィリピン人パートナーの書類を提出します。

必要書類

  • 戸籍謄本:1部3カ月以内のもの
  • パスポート
  • 婚姻するフィリピン人の出生証明書:1通
    出生証明書の記載が不鮮明な場合は有効な旅券または洗礼証明書(オリジナル)も要提出。

死別・離婚歴のある方、転籍した方、未成年の方は下記の書類も必要です

  • 改製原戸籍または除籍謄本:1部死別・離婚歴のある方、発行後6ヶ月以内のもの
  • 離婚証明書:1部死別・離婚歴のある方、発行後6ヶ月以内のもの
  • 婚姻同意書:1部 未成年の場合

死別・離別のある方は、その事実の記載も必要(離婚された方は加えて「離婚証明書」も必要)となります ので、戸籍謄 ( 抄 ) 本に婚姻及び婚姻解消事実が記載されているか確認して下さい。これらが記載されていない場合には婚姻歴の記載された「改製原戸籍」または「除籍謄本」(発行後6ヶ月以内のもの)も用意して下さい。

初婚の方でも転籍などのため、提出頂いた戸籍謄 ( 抄 ) 本では婚姻歴の有無が判別できない場合 には、「改製原戸籍」または「除籍謄本」(発行後6ヶ月以内のもの)をご用意下さい。
日本人当事者が未成年者である場合、両親等法定代理人による「婚姻同意書(書式は問いませんが、婚姻に同意する旨記入して、 同意者が署名して下さい)」が必要です。

申請受付時間

午前8時40分〜12時30分、午後2時〜4時30分(土、日曜日及び祝祭日の当館休館日を除く平日)

交付

申請翌開館日の午後2時以降に交付

受取

本人のみ

手数料

初婚の方は1枚分、離婚された方は2枚分を受け取り時に支払い

ビザ申請や婚姻届提出の際、婚姻要件具備証明書のコピーが必要となりますのでコピーをとり保管しておいて下さい。

3.婚姻許可証 ( Marriage license ) の入手
フィリピンで婚姻するためには、地方民事登録官が発行する婚姻許可証が必要です。(フィリピン家族法第9,11,12条)
大使館よりより入手した婚姻要件具備証明書 (Certificate of legal capacity to contract marriage) をもって、フィリピン人婚約者が居住している地域(6ヶ月以上継続して居住しているまたは居住していた直近の住所地)の市町村役場に2人で出頭して、婚姻許可証を申請します。

必要書類

作成中必要な書類等詳細については、申請する予定の市町村役場に事前にお問い合わせ下さい。

「婚姻許可証」および「同申請書」の写しが婚姻届提出の際必要ですのでコピーをとり保管しておいて下さい。

婚姻許可証申請者の名前等は10日間継続して地方民事登録官事務所に公示され、特に問題がなければ公示期間満了後発行されます。(フィリピン家族法第17条) 婚姻許可証は発行日から120日間フィリピン国内のどの地域においても有効です。この期間内に使用しない場合には期間の満了により自動的に失効します。(フィリピン家族法第20条)
4.挙式
フィリピンにおいては、婚姻を挙行できる権限のある者(婚姻挙行担当官)及び婚姻の場所が法律で定められており、この婚姻挙行担当官(裁判官、牧師等)および成人2名以上の証人の面前で婚姻の宣誓を行い、婚姻当事者双方及び証人が婚姻証明書に署名し、これを婚姻挙行担当官が認証することにより婚姻が成立します。(フィリピン家族法第2〜8条)
5.婚姻証明書 (Marriage contract)
婚姻後15日以内に婚姻証明書が婚姻挙行担当官より挙行地のフィリピン市町村役場に送付され、地方民事登記官により登録が行われます。(フィリピン家族法第23条)

この証明書は、婚姻相手の査証(ビザ)取得に際しても必要となりますので、多めに入手しておくことをお勧めします。

5.在マニラ日本国総領事館および日本の市区町村役場で日本の婚姻届を提出

フィリピンでの婚姻が設立しましたら、日本の本籍地役場に婚姻届を出す必要があります。届け出は婚姻後3ヶ月以内となっています。届け出がないと日本の戸籍上婚姻したことにならず、配偶者の日本訪問の査証(ビザ)取得等に影響が及びますので注意が必要です。

在マニラ日本国総領事館に届け出る場合

申請に必要な提出書類等
  • 婚姻届出:2部領事館にあります
  • 戸籍謄本:2部
  • 婚姻要件具備証明書写し:1通
  • 婚姻許可書および婚姻許可書申請書の写し:各1通
  • 婚姻したフィリピン人の出生証明書および日本語訳文:各2通
  • 婚姻証明書謄本および日本語訳文:各2通
  • パスポート

日本の市区町村役場に届け出る場合

日本人の必要書類
  • 婚姻届出:2部
  • 戸籍謄本:1部本籍地の市区町村役場に提出する場合は不要
フィリピン人の必要書類
作成中必要な書類等詳細については、申請する予定の市町村役場に事前にお問い合わせ下さい。
婚姻により新しい本籍を設ける場合、新本籍が現本籍と違う市区町村となる場合には、戸籍謄 ( 抄 ) 本、フィリピン人の出生証明書、婚姻証明書がそれぞれ3通必要となります。

在フィリピン日本大使館と日本の役場に届ける違い

戸籍に婚姻事実が記載されるまでの所要時間が違います。
在フィリピン日本大使館ならば約2ヶ月を要し、日本の役場ならば約1週間程度かかります。

戸籍に婚姻事実の記載を早く望まれる方は日本の役場に提出する方法をお勧めします。

6.婚姻成立
在フィリピン日本国総領事館へ届出をした場合は新戸籍が編成された旨の連絡は大使館及び本籍地役場からはありませんので、頃合いを見計らって本籍地役場にご自身でお問い合わせ下さい。
日本で夫婦一緒に暮らすには・・・

日本で夫婦として一緒に暮らしたい場合には、入国管理局でビザ(在留資格)取得の手続きをします。
パートナーのフィリピン人の方が日本に居住している場合は、就労ビザ等から日本人の配偶者ビザに変更できます。

フィリピン在日大使館・在外公館リスト

フィリピン国内の日本大使館・領事館、フィリピン国内にある韓国大使館・領事館のリストです。